毎週、てくてくひめじ界隈で得意な分野を持つ方々にコラムを書いていただくコーナー「かきくけコラム」。
「アルデナイデ農園」、「トマト部」といろいろな活動をされているよこはたほくとさんによる、写真と徒然なのんびりコラム、どうぞお楽しみください。
「ホタルノヒカリ。」
闇にまたたくキラメキは。
ゴーゴーと鳴くカエルと共に。
スーンと澄んだ空気のなかで。
頭の上ではお月様もウトウトと。
そろそろ蛍の出番でしょうか。
真っ黒だった夜の景色も。
いつしか賑やかさを増して。
もぞろもぞろと。
夜ふかしする時間が増えて。
たくさんの生命を感じとれるようになってきました。
また季節が移り変わろうとしています。
春がきて。
芽吹きはじめた草花の姿を喜び。
夏がきて。
肌も貫通するような太陽に怒りをおぼえ。
秋がきて。
怒りをおぼえた太陽との時間が短くなることが哀しくて。
冬がきて。
次はどんな春がくるのかと次の喜びを楽しみ。
喜あれば、怒もあり。
哀を愛で、楽を知る。
全て循環、つながっていて。
目の前に広がる光景が。
夕焼けなのか朝焼けなのかわからなくても。
綺麗ならば、それでいい。
どこかの誰かも見ていれば、それでいい。
そして、それが、美しい。
闇夜のなかに、蛍の通り道。
一筋のヒカリは、尊びし命のヒカリ。
どんなヒカリより美しく。温かい。
ほーほーほー。
コラムを書くにあたって、その時々に思ったり感じたりしたことを書きとめることがあります。
普段は、コラム用の文に組み立てていくのですが、箇条書きのままでも、ちょっとおもしろかったので、そのまま投稿させていただきました。
意味がわからなくても大丈夫なんです。
なぜならば、ぼくの妄想パラレルワールドだからです。
みなさんは、妄想好きですか？
ギラギラ夏に向けて、ジリジリ妄想も膨らませながら、熱中症には気をつけて、お過ごしくださいね。
今年の蛍は元気かな。
第19回目のコラム。
おわり。
文責：よこはたほくと
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