毎週、てくてくひめじ界隈で得意な分野を持つ方々にコラムを書いていただくコーナー「かきくけコラム」。
「アルデナイデ農園」、「トマト部」といろいろな活動をされているよこはたほくとさんによる、写真と徒然なのんびりコラム、どうぞお楽しみください。
夕方と夜の間の時間。
なかなか来ない梅雨空の。
長い夕方、黄色い空は。
明日になるのが寂しいからか。
あと少し今日でいようと。
ダダをこねているように思えた。
どんなに辛い一日も。
どんなに楽しい一日も。
でんぐりがえってサヨナラしたら。
遠い昔の物語。
語り語らい続く日々が。
これからもずっと続きますようにと。
願って見上げる青い星空を。
幸せと思える少しの光。
瞬きよりも短い時間で。
どれほど純粋に見つめることができただろうか。
たとえば、明日、歪んだ世界になっても。
一緒に見上げた星空を。
ぼくは明日も思い出す。
なんでもない暗闇を。
まっすぐ歩ける道ができたから。
くじけず前を向けるはず。
にじんだ星を数えた夜も。
バイバイまたねと。
遠い昔の物語。
まだまだ明るい梅雨空の。
長い夕方、向こうの空は。
一体、何があるのかな。
とりあえず今日は。
ベガを探す。
旅に出てみよう。
ぼくらの夏は。
すぐそばまで来ている。
そう。
ぼくらは。
星空探検隊。
夏バテ寸前の。
第38回目のコラム。
おわり。
文責：よこはたほくと
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