手作りDELI と OBENTO「Kitchen and」(キッチンアンド) | 姫路 田寺

姫路市田寺の DELIとOBENTOのお店、Kitchen and(キッチン アンド)さん。

「お惣菜とお弁当」のお店ですが、andさんのinstagramにもある “DELI”  と “OBENTO” という呼び名が 、お店とオーナーさんの雰囲気からとてもしっくりきます。

手作りで丁寧につくられたお野菜たっぷりDELIと、それらをつめたOBENTO。
そしてオリジナルスイーツのかぼちゃプリンが人気の、TAKE OUT専門店です。

料理とは縁がなかったandさんがOPENするまで

毎日おいしい手料理をつくり、来店されるみなさんにお渡しするお仕事。

子供のころからお料理のお手伝いが大好き、学生時代からは飲食店でアルバイトされ… というお話を想像していたのですが、まったく異なっていました。

andさん、元々はお料理が好きではなかったそうです。
お料理って楽しい!と思うようになったのは、家族の転勤で西宮に在住していたころに働くことになったデリカフェがきっかけでした。

初めての飲食店勤務。
料理に当初興味がなかったものの、いろいろな条件がそのころの自身と合致し、デリカフェでのアルバイトをSTART。
働いてみるとそちらのお店の料理がとてもおいしく、野菜をたくさん使ったデリにだんだんと魅了されていきました。

3年ほど勤務されるなかで、”デリカフェ”という形態のお店 が当時姫路にはなかったため、「姫路にあったらいいなあ」と考えるように。

やがて姫路に戻られ、その後ご出産や子育ての日常の中で、常にあったのは「いつか姫路で」の思い。
日々のごはんづくり中でのんびりしながらも、DELIの研究をしながら過ごされていました。

お子さんも成長し、保育園に入園、環境も落ち着いてきたころ。
ちょうどよい物件が見つかり、家族の後押しと応援もあり2016年7月に田寺に Kitchen and をOPENされました。

きちんと手作り お野菜たっぷりのメニュー

仕入れた野菜によって、メニューは変化。
旬のお野菜をたくさんつかったDELIメニューが並びます。

Kitchen and さんは洋風、和風、という区切りではなく、あえて言うならば「家庭料理」です。

以前は配達のお野菜なども使われていたそうですが、やはり自身の目利きで選んだものを使いたいと、店が開く前に、その日のよい状態の野菜を仕入れ、調理。

自ずと旬の野菜がたくさんの、素材の味をシンプルに活かしたDELIが11時の開店に向けて店内に並んでいきます。

小かぶとじゃが芋のガーリックしょうゆ炒め

野菜の味を大切に。
最近ではワックスや農薬を処理し「より一層安心していただけるように」と時間をかけて調理されていらっしゃるそうです。

野菜を仕入れてからその日のメニューが決定していくため、大変なのでは… と思いましたが、考えること・調理することがとても楽しいため苦ではないそう。

一番人気のお野菜たっぷりな「おまかせ弁当」。
その日のDELIから3種と肉料理の入った、玄米OR白米が選択できるお弁当です。

OBENTOのお米は玄米か白米から選ぶことができます。
野菜、お米だけではなく、調味料、お肉も「できる限りよいもの、ほんものを」使われることを心がけて。

一羽の鶏から2個しかとれないという鶏の肩肉を使った「キセキの手羽トロ塩唐揚げ」は、さめても美味しい自信作。
ヘルシーなのにジューシューで、ほどよくのった脂のうまみが口にすると「ジュワ!」っと広がります。

キセキの手羽トロ塩唐揚げ、キセキの塩唐揚BENTOも大人気です。

調理を行うのはすべてオーナーのandさん、お一人のみ。

OPENから3年が経過し、お客さんも増えてきましたが一人で今の設備でつくるには限界もあり、売切になってしまう日もあるそうです。
開店当初17時までの営業でしたが15時までの営業と変更されています。

営業終了後も翌日の仕込み、清掃などの閉店準備、帰宅後もまだ小さなお子様たちもお世話と大忙しの毎日。

「ミニオードブル」「DELICAオードブル」は事前予約が必要です。

丁寧につくる姿勢は常に変わらず、今後変わることもないため、たくさんつくることはできません。

DELIやOBENTOが確実に入用の場合は、営業時間内のお電話でご予約も可能です。
売切の場合は早めに閉店となることもありますので、SNSなどを確認してみてください。

オリジナルスイーツ「かぼちゃプリン」

看板メニューにもなっているオリジナルスイーツ「かぼちゃプリン」は、裏ごしを何度も行い、とってーもなめらかな仕上がり。⁣⁣⁣⁣

⁣⁣⁣⁣しっかりどっしりとしているので、大きな型で焼いても崩れません。⁣⁣⁣⁣

切り売りの他、ホールでの販売(ご予約が確実です)もされています。

濃厚で食べごたえもばっちり。⁣⁣
⁣⁣⁣⁣こちらも売切次第終了となります。⁣⁣⁣⁣

イベントや出張販売もチェック

andさんのDELIやOBENTOは他では販売されていませんが、年に何度かイベント出店も。
年内では12月にてくてくWEEK2にもご出店いただけることになっています。

売切必至ですので、どうぞお見逃しくなく!

姫路市安田のカフェ talkandnap さんで、定期的に出張お弁当屋さんも行われています。

お店の最新情報は、andさんのinstagramにてご確認いただけます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

mao ando(@kitchen_and)がシェアした投稿

スペースの問題もあり、現在はTAKE OUT専門となっていますが、いつかは大阪でandさんが開眼されるきっかけとなった EAT INも可能な DELIカフェという形も今後の視野に。

現在もとても協力的なご家族のみなさんですが、DELIカフェが実現すれば、そのときには信頼のおける人手がより必要となるため、家族とより協力していくことも検討されているそうです。

11時になり店が開店すると近くのお母さんがベビーカーと小さい子の手をひいておまかせ弁当とお子様弁当を買われていきました。

営業途中(?)のおじさまが、スクーターでやってきてOBENTOを買われたり、おじいちゃんやおばあちゃんがDELIを買いにきたり。

地域に根付き、大事にされ愛されているのがわかります。

女性的な暖かさもありつつ、andさんの持つピリッとしたクールさも感じられる Kitchen and。
andさんが今後つくりだす、カフェ空間の実現もとても楽しみです。

最近お料理つくる時間がなくて…
お野菜ちゃんと食べてないなあ…
なんていうときは、特にありがたさが染み渡ります。

きちんと手作りされた、からだがよろこぶようなDELIとOBENTOたち。

楽しげにメニューを考案し調理されるandさんのお料理は、DELIとOBENTOたちにも、そして店内の雰囲気にも溢れています。

Kitchen and 詳細

住所:
〒670-0086
兵庫県姫路市田寺1丁目10−33

兵庫県姫路市田寺1丁目10−33

営業時間:
11:00〜15:00
※売切次第閉店あり

定休日:
水日祝
※臨時休業あり、SNSでお知らせしています

電話番号:
079-269-8505

駐車場:
店舗前に2台駐車可
※隣の不動産屋前は駐車をご遠慮ください

最新情報:
  @kitchen_and

OTETEお手伝い

OTETEお手伝い

2011の震災で東京→姫路に自主避難。姫路生活も長くなってきたが、まだまだ知らないことばかりで情報収集中。美味しいものを食べることが大好き。でも震災後は安全であることも大事に。偏愛主義者。WEBや印刷物の制作をお手伝いする「OTETEお手伝い」を運営中。

好き:カレー(スパイス料理)、パクチー、アート、音楽、手作りすること

おすすめの記事