ボタンに想いをのせて「OZAKI オザキ」アクセサリー

とても身近な存在である「ボタン」。
button、釦、鈕…

調べてみるととても古いボタンの歴史。
実用的なものから、装飾を兼ねたもの、装飾目的のものなど、大きさやデザイン、形状、素材もさまざまです。

そんなボタンたちの魅力にとりつかれ、ボタンをアクセサリーとしての命を新たに吹き込み続けている「OZAKI(オザキ)」さん。
宍粟に拠点を置きながら、東京、長野、滋賀、京都、大阪、岡山… とたくさんの場所で魅力を伝えていらっしゃいます。

2019年12月には、初めての姫路での販売、そしてライフワークともいえる「思い出ボタン」の相談会も実施されます。

ボタンについて、OZAKIさんについて。
お話をお伺いしてきました。

ボタン との出会い


もともと何に使うわけでもないような可愛らしい小さな雑貨や、ビーズやボタンを集めるのが大好きだったというOZAKIさん。

おしゃれは好きなのにどうも地味な組み合わせになってしまう… そんな自身のために “ワンポイントのアクセントになるように” と集めていたボタンで自分用のピアスを作ってみたことがはじまりでした。

各地の雑貨店や手芸店に行くことも好きで、そんな中運命的に可愛いボタンとの出会いが。

「何このボタン!」

衝撃的に可愛いボタンとの出会い。

そのボタンとの出会いをきっかけに、どんどん色んなボタンを使ってアクセサリーを作ってみたいという気持ちが高まっていきます。
やがて、自分のためだけではなく、ボタンアクセサリーの販売もされるようになりました。

活動当初は
京都の「森の手づくり市」
大阪の「OSAKAアート&てづくりバザール」
名古屋の「クリエーターズマーケット」 などなど、
各地の手作り市やイベントに出店。

いくつかの個展も開催。
2013年12月 Jewel Up A Button
2015年1月 小春日和
2015年5月 ひと と 色と ボタン

活動を続ける中で、バイヤーの方から声をかけられることなどもあり、今では全国のいろいろな店セレクトショップなどでOZAKIさんのボタンアクセサリーが並ぶようになりました。

現在のレギュラーお取り扱い店舗:
結く -yuwaku- (滋賀)
ACCOMMODE(ルミネ立川店、ルミネ池袋店、ラフォーレ原宿店、ルミネエスト店)
Thingsly(吉祥寺店、松本パルコ店)
タピエスタイル(梅田ルクアイーレ店、京都店)
a8.(大阪)
あしたのこと(岡山)

※詳細はOZAKIさんのWEBからご確認いただけます

思い出ボタン

「これまでの思い出ボタン」 公式WEB より

OZAKIさんの活動のなかで、とても気になってしまったのが「思い出ボタン」です。

「思い出ボタン」は、持ち込んだボタンをOZAKIさんがボタンアクセサリーに仕上げてくださいます。
その過程も一方的ではなく、”どんな形に残すのが希望なのか”などの話をきいくださり、イメージをきちんと共有した上で、じっくりじっくり時間をかけて完成させていきます。

イケガミさんの思い出ボタン

「思い出ボタン」の活動を始めたきっかけは、あるお客様からいただいたボタンから。

そのボタンはお客様の亡くなられたおばあさまが大事にされていたもので、ご自分が「持っていても活用できないのでよければ使ってください」と、OZAKIさんに託されたものでした。

“ボタンをくださったお礼に”
と、託されたおばあさまのボタンを使ってアクセサリーをいくつか作り、そのお客様に贈りました。

その時に、”思い出が詰まったボタンをお守りのように身に着けられたらステキだなぁ”と、思われたことがはじまりです。

東山さんの思い出ボタン

大切な人がずっと着ていた洋服、自分は着れないけど、その服についているボタンなら、アクセサリーに変身させていつも身に着けていられるのではないかと。

そのことに気づいてからは、「思い出ボタン」にも色々種類があるなと思い活動をさせていただいています。

今は着なくなってしまったお気に入りのお洋服のボタン。
可愛くてつい買ってしまった使いようのないボタン。
そんなボタンたちも人それぞれの「思い出ボタン」。

ボタンにつまった「思い出」をあらたな形で繕えるように、ご提案をさせていただいています。

とても大事にされ、思い出が詰まったボタンたちには、それぞれの物語があります。

OZAKIさんの手によって、生まれ変わったボタンはアクセサリーとして姿をかえ、再び新しい物語を紡いでいきます。

各地での出店、初めての姫路での出店も

身近な方にモデルとなってもらい、OZAKI着画写真を撮影する活動もされています。
どの方もそれぞれの魅力があり、OZAKIさんの作品を様々な角度から見せてくださいます。

鳥取、福岡、東京、とイベント出店も決まっていらっしゃいます。
〇「CONVEY STORE」 11月2日~11月28日 SHIMATORI米子店にて
〇「en market」 11月4日~11月20日 ルミネ池袋B1Fにて
〇「CONVEY STORE」 11月6日~11月19日 小倉井筒屋4Fにて

現在レギュラーで販売されている店舗で一番近いのは、大阪の2店舗になります。

「思い出ボタン」相談会 in てくてくWEEK2

そして。
ついに姫路でのイベント出店が初めて決定されました。
てくてくひめじのイベント、てくてくWEEK2にでていただけることとなりました。

6日と、9日の2日間です。
しかも、6日はOZAKIさんが店頭にたたれて、その場で「思い出ボタン」の相談会を行ってくださるという初めての試みも。

ぜひ思い出のボタンをもって、OZAKIさんに会いにきてください。

身近なボタンの魅力

ボタンって自分たちのかなり身近にあるものなのに、こんなに種類やデザインが沢山あるものなんだと、今まで知らなかったなぁと改めて気づかされたというか。。

デザイン性の高いものならそのまま身に着けても、十分立派なアクセサリーになるではないか! と。
そこからどんどんボタンの魅力にどっぷりとハマってしましました。

ボタンの魅力は一粒でもデザイン性が高く、可愛くて、身近なものだから気軽に身に着けられる。
私はそんな風に思っています。

特別なデザインのボタン、特殊な素材でつくられたボタン、とても身近なボタン。
さまざまなボタンがあります。

いろいろなボタンの新たな魅力をひきだし、提案してくださるOZAKIさんのボタンアクセサリー。
誰よりもボタンが好きでボタンに魅了されているOZAKIさんだからこそ、一つ一つのボタンと対話するように個性を引き出せるのかもしれません。

OZAKI 詳細

現在は店舗はなく委託販売やイベント出店で作品をご覧いただけます。

販売店舗、最新情報やイベント出店などの詳細などは公式WEB、SNSなどでご確認いただけます。

公式WEB・SNS:
  http://ozakino-iro.com
  @ozaki.i

写真提供:OZAKI

OTETEお手伝い

OTETEお手伝い

2011の震災で東京→姫路に自主避難。姫路生活も長くなってきたが、まだまだ知らないことばかりで情報収集中。美味しいものを食べることが大好き。でも震災後は安全であることも大事に。偏愛主義者。WEBや印刷物の制作をお手伝いする「OTETEお手伝い」を運営中。

好き:カレー(スパイス料理)、パクチー、アート、音楽、手作りすること

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