ペット食育 ・ペットのオヤツ / ペット食育士「65 -ROGO-」 姫路

おいしいものが食べたい!
でも、どうせなら安心安全な食材でつくられたものがいい…。

食べたものが体をつくります。
それは、人間はもちろんペット達も同様です。

ペット達は飼い主さんが与えるものを食べ、自分で食材を選んだり、つくったりすることができません。

ペットと家族として暮らしている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ペットに「安心・安全」なものを選んだり、納得した食材で調理してあげたいと思うのは、とっても自然なこと。

「ペット食育士」として、活動されている 『65(ろご)』さんをご紹介させていただきたいと思います。

※今回この記事で紹介している「ペット」とは犬猫のこととなります

「ペット食育士」とは

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「食育」という言葉。

ここ数年のうちで、よく耳にするようになった言葉だと思います。
人間の子どもたちへも「食育」の重要性がよく語られています。

「食育」

食に関する教育。食料の生産方法やバランスのよい摂取方法、食品の選び方、食卓や食器などの食環境を整える方法、さらに食に関する文化など、広い視野から食について教育すること。

※goo辞書 「食育」のページから引用

そして、「ペット食育」。

ペット食育士として活躍している 65さんは、ペット食育協会(APNA)の「指導士」の資格をもっていらっしゃいます。

ペット食育協会:
ペットの食育文化の普及を目的とし、認定インストラクターによる食育プロデュースする団体
http://apna.jp/

ペットに食育を行うことができる資格、「ペット食育士」(はじめてききました!)についてお伺いしました。

ペット食育士とは(ペット食育協会とは)

  • ①巷に流れる飼い主を不安にさせるような情報・噂を検証し、適切な情報を提供するという目的も達成するべく尽力
  • ②ペットの食育を通じて、人間の食生活も見直す
  • ③ペットフード・手作り食の垣根を取払い、 ”コレじゃなきゃダメ” ではなく、選択肢を増やし柔軟に対応できる知識を提供

 

「絶対こうしなければならない」といったものではなくて、知識を得ることで日々のペットとの生活に選択肢を広げて、より柔軟に豊かに暮らしていけるように情報を提供していくことができる活動なんですね。

「ペット食育士」への道のり

愛犬のチワワちゃん

65さんが、ペット食育士になるまでにはいろいろな経験や思いがあったそうです。
食育士になる以前は、食とは違った分野で活躍し「ドッグフードをあげることが普通であり当然だと思い込んでいた」時期もあったそうです!

そんな65さんが、どんなきっかけで? どうして?

そこには今年で12歳になる愛犬との生活が。
ペット食育士になろうと思った理由について、お伺いします。

「ペット食育士」になったわけ

アパレル会社で勤務し、朝から晩まで奮闘する日々。
勤続10年超の頃、現在の愛犬に出会い”犬のいる生活”をスタート。
大きな病気はしないものの、毎日の食事にまるで関心を示さない愛犬。
2日くらい全く食べない。食べたとしても渋々といった表情で6年が過ぎる。
その頃の私は、ドッグフードをあげることが普通であり当然だと思い込んでいた。

犬って食べるのが大好きなんじゃないの?
どうにかして”食” の楽しみを教えてやりたく、
2011年、年明けを機に手作り食へ変更と同時に、ペット食育協会(APNA)の入門講座を受講。

とりあえずペット食育とはどんなものか…?程度の気持ちで入門講座を受講したはずが、

ペットと人間の身体の仕組みが大変似寄りであること。
そうなると自身の食生活にも活かせるではないか。

と楽しくなり、2級・1級と受講し、さらに指導士養成コースの准指導士・指導士へと進むこととなりました。

「65(ろご)」とは

65さんは

●安心素材の手作りごはん・おやつ の販売
●ペット食育入門講座 の開講

を現在主に行われています。

愛情こめてつくられたオヤツたち
愛情こめてつくられたオヤツたち

65の特徴・想い

“犬の幸せ 喰う 寝る 散歩(遊ぶ) ”
“ゴハン(みたい)なオヤツ ≒ お惣菜”

昔の犬の位置づけといえば野犬か番犬。
しかしここ十数年から現在までに犬も家族同様にまでなっています。

そんな家族として暮らす犬も、私達と同じように 食べて・寝て・遊んで… が生き甲斐であり幸せを感じるのではないでしょうか。

その中でも 食べる の喜びは最大であろうと想い、どうせなら飼い主皆さんが良く知っていて普段口にする食材だけを使うコトで、安心も提供出来ればと考えています。

そして、見た目の華やかさはないですが、ほとんどの商品を
『たまの1食ならこのオヤツをゴハン代わりとしても良いかな。』
といったお惣菜風商品になるよう心掛けています。

 

実際に、65さんのオヤツを見せていただいたんですがとても素朴でおいしそう!
もちろんシンプルな安心な材料でつくられているので、人間が食べることもできます(味付けはペット向けです)。

自分達が食べたくないものではなくて、食べたくなるようなものを、家族の一員として暮らすペットにもあげたいと思いました。

お客様(飼い主さん・ペットさん)の感想

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猫ちゃんも大喜び
  •  ●カタカナの難しい◯◯酸とか◯◯マンガン…みたいなものだと良いものだかあまり良くないものなのか分からないのですが、中身が知ってる材料ばかりなので安心して与えられます
  •  ●私も食べてみましたが、懐かしいような素朴なお味ですね
  •  ●確かにジャーキーなどのお肉系おやつほどの食いつきはないですが、身体には優しいのだろうなぁと思いました

今までの活動 と 今後の活動予定

今まで、手作り市などでの販売や、ホームページ・SNSなどのインターネットでの受注販売を行われてきた65さん。

販売に関しては当面今までと変わらず行っていかれるとのことですが、野里商店街にていくつか参加される予定があるそうです。

以前出店したときの様子
以前出店したときの様子

●野里商店街にある「とんかつ朔」さんでの店頭販売 ※1
●野里商店街で第三日曜日に行われている「野里商店街 朝マルシェ」での出店 ※2
●毎週金曜日にとんかつ朔さん店頭で14:30-15:00ごろに行われている、「はっぽうびまい/はっぽうびさい」さんのお野菜の移動販売トラックとともに販売 ※3

※1
とんかつ朔 さん
Facebook : https://www.facebook.com/tonnkatu.saku/

※2
野里商店街 朝マルシェ
Facebook : https://www.facebook.com/nozato.marche/
雨天中止や、一部店舗お休みなど、予定変更あり。Facebookページをご確認ください。

※3
とんかつ朔さん、はっぽうびまいさんのFacebookやinstagramで当日の予定などのお知らせあり
はっぽうびまい/はっぽうびさい Facebook : https://www.facebook.com/hppbm.net/

 

そして、ペット食育入門講座の開催(ホームページ・SNSメールよりお声掛けください)にも力を注いでいきたいとのこと。

「食べさせてみたい(食べてみたい??)」「お話きいてみたい」「受講したい」など気になる方は、ブログやinstagramでの発信をぜひ確認してみてくださいね。

65 -ROGO- 詳細

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WEB:
65rogo.com

instagram:
https://www.instagram.com/65_rogo/


文章:65、OTETEお手伝い 写真提供:65

OTETEお手伝い

OTETEお手伝い

2011の震災で東京→姫路に自主避難。姫路生活も長くなってきたが、まだまだ知らないことばかりで情報収集中。美味しいものを食べることが大好き。でも震災後は安全であることも大事に。偏愛主義者。WEBや印刷物の制作をお手伝いする「OTETEお手伝い」を運営中。

好き:カレー(スパイス料理)、パクチー、アート、音楽、手作りすること

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