毎週、てくてくひめじ界隈で得意な分野を持つ方々にコラムを書いていただくコーナー「かきくけコラム」。
毎月第3週目のコラム「くらしとしごと」。書いてくださるのは、神河町長谷でコワーキングスペースkajiyanoを運営する山口なおさんです。今月は1週遅れの登場です。
第11回 くらしとしごと 「カジヤノファーム始まりました!」(山口 奈央)
2月下旬から新型コロナウイルス の感染拡大予防に伴い、コワーキングスペースをクローズしていて、kajiyanoで開催中の「くらしとしごと」のイベントも中止。自粛を含む数ヶ月で仕事もライフスタイルも少しずつ変わり、今後この場所をどんな風にしていくか考える時間になりました。イベント再開の目処が立つまで私の「くらしとしごと 」を綴っていけたらと思います。
リアルな場「カジヤノ ファーム」始動しました!
前回のコラムでも書きましたが、「コワーキングスペースkajiyano」は当面クローズ。新しいカタチを模索中です。そこで、私たちやKajiyanoに接点がある方が畑という場を通じて出会ったり、リアルなコミュニケーションができる「カジヤノファーム」という場を7月12日に始動しました。
もともとは神河町役場の方からお声がかかり、2016年から借りている場所でした。ゆったりとした自然に囲まれている上、近隣にホテルモンテローザや公園、体育館やプールやマーケットなども揃っているというロケーションが気に入り、私たちの畑+貸し農園でスタートしました。
神河町の有機農業教室で保田茂先生に教わったことを実践しながら、なるべく自然に還る素材を選んでの畑づくり。
町内の自主子育てサークルさんや移住者の方が借りてくださったりして、当初は楽しく畑ライフが送れていました。
年々忙しくなり(言い訳ですが・・)、借りてくれている方もいる中、なかなか畑に行けていない。草の手入れもできていない。。最近ではそのことが負担になっていました。
契機になったのは新型コロナウイルスの登場。コワーキングスペースはクローズ。そして、世の中は備蓄がスタンダードになりつつある頃、私も早めに備蓄を始め、スーパーマーケットにはほとんど行かない生活を送っていましたが、「世界でコロナが流行っているのに今後日本に輸入の食料品は入ってくるのだろうか。日本の自給率も低いし、みんなが買いだめに走ったら食べるものを手に入れるのも困難になる。やっぱり自分で食べるものを作るのが一番強い!」と、畑への思いを新たにしたのでした。
そして町内の自主子育てサークルのリーダーさんの後押しもあり、2020年度から「sankira green farm」改め「カジヤノファーム」として新たに始動することに。
3つのルールを設け、関わる人みんなが気持ちよく、そして豊かな場所を創っていけたらと思います。
看板おひろめ会
改めての畑に新しい看板を!
以前の看板は2回台風に飛ばされ行方がわからなくなったままでした。。
私たちの似顔絵を書いてくれたり、「くらしとしごと 」にも登板してくれたりと、私たちのことをよく知ってくれているグリーンバード姫路のリーダーたけちゃんに看板を依頼。
とってもとっても素敵なものが出来上がりました!
そしてみんなで「カジヤノ ウィークエンド」と題したお披露目会。
お披露目会はソーシャルディスタンスのこともあるのでkajiyanoとしてのイベントではなく、すでに畑を借りてくださっている方、近くに住んでいる方や畑に興味がありそうな方を中心に声をかけさせていただきました。
(お声がかかっていない方はすみません!ご興味がありましたら次回お誘いしますのでご連絡ください)
当日は幼児からおじいちゃんまで幅広い世代の肩に参加していただきました。
畑メンバー募集中!
1畝から畑を持つことができます!年間栽培プログラムを用意。サポート付きプランもあります。利用者同士のオンラインコミュニティなども始めていけたらと思っていますので、お気軽にぜひ!一緒に安心で美味しい野菜をつくりましょう!詳しくは直接お問い合わせください。