てくてくレポート 2018/05/22 Seed to Cup / Parland Coffee 姫路

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ドイツ在住の日本人SCA公認プロフェッショナルバリスタ Yasu Nakamura さんが行う、”Seed to Cup – Coffee Seminar & Workshop” が 2018年5月22日火曜日 Parland Coffeeさんで行われました。

こちらのイベントはNakamuraさんと井上茶寮さんとのつながり、そして井上茶寮さんとパーランドコーヒーさんとのつながりによって実現したものです。

平日のイベントにも関わらず多くの方が参加されていらっしゃいました。
年代も性別も様々です。
多くは姫路の方でしたが、大阪や但馬から来られた方も。

まずはNakamuraさんの自己紹介、そして参加者みなさんのコーヒーとの関わりや思いなども簡単にお伺いできました。
趣味として楽しんでいる方、本業としてお店をされている方、自分で焙煎されている方などなど。

ここでも”コーヒー”はとても幅広く親しまれ、飲まれていることがわかりました。

では実際わたしたちはどれだけ”コーヒー”について知っているのでしょうか。

Seed to Cup 種からカップまで

普段何気なく飲んでいるコーヒー。

インスタントコーヒー、缶コーヒー、最近では気軽に安価で飲めるコンビニコーヒーも。
カフェや専門店で飲めるコーヒーもあります。

どのように栽培され、過程を経て私たちの元までやってきているのか。
安いものはなぜ安いのか。
スペシャルティコーヒーと呼ばれるコーヒーは本当に適正な価格なのでしょうか?

種から芽が出て木となって実をつけて摘み取られて精製されて流通し遠い国から運ばれてきて焙煎して挽いて淹れてカップへ。
美味しいコーヒーにはおそろしく手間がかかっていて、ながいながーい過程があって、たくさんの人の手を通って我々の元へやってきています。

Nakamuraさん作成の資料を元に、その都度飛び出すお話をききながらのセミナー。
世界の様々な国でコーヒーを見て体感し、実践されてきたNakamuraさんだからこそのリアルな言葉です。

知るのと知らないのでは大きな差があります。

丁寧な作業をしてくれている農園さんが活動を継続できるように、まずはいろいろなことに注意深く意識を向けて、気にかけて選択していきたいと思いました。

お待ちかねのWorkshop

そして。

せっかくの美味しいお豆なのですから、美味しくいただきたい。
後半はお待ちかねの試飲もできる、ワークショップです。

Nakamuraさんが信頼しているドイツのロースターさんから取り寄せていらっしゃるお豆を数種淹れて下さいます。

みなさんとても真剣な眼差しです。
質問も飛び交います。

浅煎りのお豆を数種いただきました。

取材やおつきあいなどで、コーヒーショップの方や豆を販売されている方とお話させていただく機会が何度かあり、みなさんお客さんに「酸味が苦手」「酸味が少ないもの」とよく言われるそうです。
自分は浅煎りのフルーティーなものが好きなので、今回の参加者の方からさらにどんどんと浅煎りファンが増えることを期待しております!

井上嬉しい井上茶寮さんのショコラ羊羹とトンカ豆羊羹つきです

充実の3時間強!

充実した内容と退屈させないNakamuraさんのお話。
19時から22時の予定でしたが、3時間を大幅にすぎても、物足りないほどの大盛り上がりの会となりました。

Nakamuraさんの今後の活動や近況などは公式SNSで確認することができます。
instagram:https://www.instagram.com/jazzudeosaka/
Facebook:https://www.facebook.com/baristayasu/

改めて多くの人が自然と集うパーランドさん、日本各地・世界の様々な方つながりのある井上茶寮さんの姫路での存在に感謝です。
みなさんの存在があってこその開催です。

そして、Yasu Nakamuraさん、姫路での貴重なお話をありがとうございました。
また来日の際には遊びにきてくださいね。

OTETEお手伝い

OTETEお手伝い

2011の震災で東京→姫路に自主避難。姫路生活も長くなってきたが、まだまだ知らないことばかりで情報収集中。美味しいものを食べることが大好き。でも震災後は安全であることも大事に。偏愛主義者。WEBや印刷物の制作をお手伝いする「OTETEお手伝い」を運営中。

好き:カレー(スパイス料理)、パクチー、アート、音楽、手作りすること

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