2018年9月、飾磨区津田公園を眺めながら過ごすことができる距離に、 Piece by Piece coffee (ピースバイピースコーヒー) さんがOPENされました。
同地にて約20年以上続くClimb Cycle Sports (クライム サイクルスポーツ)さんの手がける、コーヒースタンド & カフェ。
自家焙煎の新鮮なコーヒーとペストリーを気軽に楽しむことができます。
スウェーデンの生活慣習、「Fika (フィーカ)」
北欧の暮らしや文化、デザインなどが好きで、造詣も深いオーナーファミリー。
改めて訪れたスウェーデンで、「Fika (フィーカ)」という日本にはない生活慣習を体感されます。
(”Fika” おおまかには「甘いものとともにコーヒーを楽しむ」という意味)
Fikaは自分の中の理想と近く、独特な概念がすっと入ってきたそうです。
元々大のコーヒー好きだったご一家。
サイクリストたちの中心であり続け、気軽に訪れることができる場所でありたい。
新鮮な豆でいろいろなかたちのコーヒーを提供できる場所をつくりたい。
などの思いから、それから2年ほどの時間をかけ、自転車部品などの倉庫として使用していた場所を サイクルショップ Cycle Mark(サイクルマーク)とカフェとされました。
スタンドとしても気軽に利用でき、ゆっくりと過ごすことができるカフェとしてOPENした「Piece by Piece coffee」さん。
OPENから1年たちませんが、サイクリストにはもちろん、コーヒー好きの常連さんや遠方からのお客様、落ち着いた店内からカフェ好きの人々にも愛される場となっています。
まずはコーヒーを
Fikaに大事なのは、まずはもちろんコーヒーです。
コーヒー好きのオーナー自らが焙煎するコーヒー。
提供するコーヒーは飲み頃の焙煎後2日~1週間以内の新鮮なもののみ。
一度にたくさん焙煎するのではなく、あえて小型の焙煎機で提供の量を考え調整しながら、焙煎をされています。
コーヒー豆は随時数種類から注文OK。
迷ったときは相談すれば、好みからおすすめを教えていただけますよ。
カフェOPENから、お客様との対話を大事にされ、いろいろな意見や感想などをもとに営業されてきました。
流行りだけに左右されず、元来のコーヒー好きにも好まれる、苦さと香ばしさもあるしっかりとしたコーヒーを中心に提供されています。
コーヒーはエスプレッソマシンによる抽出と、フィルターによるハンドドリップを選ぶことができます。
コーヒーは同じ豆でも焙煎の具合異なり、焙煎後も淹れ方によってまた異なってくるのが、難しくもありおもしろいところ。
濃く飲みたい人、薄めに飲みたい人。
“コーヒー好き”と言っても好みは様々です。
ドリップコーヒーは、濃さの指定も可能です。
コーヒー以外のドリンク(レモネード、ココアラテ、紅茶、ジュースなど)、お子様にはキッズサイズのジュースも。
そして、季節によっては限定のメニューも用意され、大変人気となっています。
自家製ペストリーをお供に
Fikaに忘れてはいけないのは、甘い物です。
もちろん「頼まなくてはいけない」なんてことはありませんが、Piece by Piece coffeeさんで毎日手作りされているご自慢のペストリーもぜひお楽しみください!
Fikaのコーヒーのお供として伝統的なシナモンロールなどの焼き菓子はもちろん、エスプレッソを利用した甘すぎない珈琲のおやつ(珈琲ゼリー、アフォガード、ティラミス)も。
旬の素材を使用したメニューも多く、日によってメニューは異なります。
隠し味に数種のスパイスがしのぶ、甘すぎないおすすめのシナモンロールは毎日必ず焼かれているそうですよ。
持ち帰りには、マイカップ、マイボトルを
近年問題になっているプラスチック問題。
特に環境に関心の高い欧米諸国では意識が高まってきています。
ドリンクなどの持ち帰り製品には、どうしても現在カップやストローとプラスチックが。
紙製のカップであっても、日本では紙の焼却による大気汚染問題もありますし、蓋の部分はプラスチックです。
問題を解決するのは国際的にも大きな課題となっており、簡単なことではありません。
でもだからといって何もしないのではなく、小さな活動であっても、みんなが少しづつ心がけていくべきではないでしょうか。
Piece by Piece coffeeさんでも、使い捨てストローの代替え品として注目されている金属製のストローの販売がされています。
そして、持ち帰りにはマイカップ、マイボトルの持参を推奨されています。
Ska vi fika? お茶にしませんか?
2018年秋のOPEN。
いろいろなメニューを提供しながら、今はこのメニュー数に落ち着いています。
以前人気だった、軽食などの提供もまた時期をみて感がえていらっしゃるそうです。
コーヒー豆もオーガニックの豆をとりいれてみるなど、新しいことにもたえず挑戦中です。
今現在はPiece by Piece coffeeさんの焙煎されたコーヒーは店内でのみ購入が可能となっています。
サイクリストも気軽にきていただけるように、との配慮もさすが!
サイクルスタンドはもちろん、トイレと更衣室も完備されています。
お気にいりの自転車を眺めながら、併設されているCycle Markさんの気になる自転車を眺めながら。
店内や中庭、テラスで思い思いの時間をすごすことができます。
テラスはペットもOKです。
駐車場もとても広く、駐車しやすいのも嬉しいところ。
カフェはとても敷地の広い津田公園に面し、すばらしい景観です。
春には桜、秋には紅葉、そして広い空が広がります。
店名となっている「Piece by Piece」には、「ひとつひとつ、少しずつ」といった意味があります。
ひとつひとつのピースをあせらずゆっくりと丁寧にはめていく。
人生のパズルはすべて埋まることはないと思いますが、ひとつひとつピースをはめこんでいく、その過程が大切だと思っています
という意味がこめられいることを教えていただきました。
みなさんも、家族と、仲間と、恋人と。
Ska vi fika?
お茶にしませんか?
Piece by Piece coffee ピースバイピースコーヒー 詳細
営業時間:
09:00-18:00
定休日:
火曜日・水曜日
住所:
〒672-8071
兵庫県姫路市飾磨区構2丁目209−1
電話:
079-243-2819
Piece by Piece coffee
https://www.instagram.com/piecebycafe/
Climb Cycle Sports
https://www.climbbikes.com/
Cycle Mark
https://cyclemark.jp