更新情報 2016/07/23 No,No,Yes! 姫路サロン レセプションパーティー
更新情報 2016/07/16 No,No,Yes!が姫路サロンをOPEN!
東京、北参道にアトリエ兼ショップを構えるレザーブランド「No, No, Yes!(ノーノーイエス)」。
2007年に起業し、2009年「ジャパンレザーアワード・総合グランプリ」受賞、パリのルーブル装飾美術館でもその展示が行われ、2013年には世界最大のバック見本市となるイタリア・ミラノの「MIPEL」で受賞。
各地でのセレクトショップでのイベントやデパートでの催事も行い、2014年にはニューヨーク近代美術館MoMAの全世界で約1,000万部発行されているギフトカタログに掲載され、ショップでの取り扱いも開始しています。
国内はもちろん、パリ、ミラノ、ニューヨークなどでも活動を展開し、取り扱いは現在15ヶ国以上!
国内外のアーティストからのオーダーや衣装なども数多く、その中にはアメリカのアーティスト、レニー・クラヴィッツさんのレザージャケットも手がけています。
伝統を重んじ大事にしつつも、既存にとらわれない独自のユニークな感性、新しいことにも挑戦する柔軟性を持った、日本のレザー界をぐんぐんひっぱり続けているレザーブランドです。
そんな、No, No, Yes!さん、実は姫路にもアトリエがあるんですよ!
一部のシリーズは全て姫路で制作されています。
「MADE IN HIMEJI!」な一品をご紹介します。
縫わずに仕上げる「所作」という作品
No, No, Yes !さんにはレザージャケットやカバン、パンツなどのプロダクトもありますが、代表作のひとつとなるのが、「所作」という作品。
「商品」というよりは「作品」と呼びたくなる、そんな佇まいです。
「一枚革を縫わずに折って成形し、最後に1点のみをボルト&ナットで留め付けるだけ」といった斬新なスタイル。
モチーフとなっているのは、結婚式のお祝いなどを1枚の布で包む「袱紗(ふくさ)」です。日本だけに受け継がれてきた600年以上の歴史がある美しい様式「折形」を用い、蓋を開いたときもとても上品なイメージに仕上がっています。
また、複雑な構造を実現するため、木と木を組む日本の伝統的な技法「蟻組み接ぎ」も参考に取り入れられています。
その佇まいから、「ORIGAMI WALLET」として海外でも人気です。
こだわりのMADE IN HIMEJI!
革商品というと、代表的なところでイタリアなどのヨーロッパものが一般的ですが、所作はオール日本製。
しかも、MADE IN HIMEJI!なんです。
所作で使用される革は一部の限定品などを除き、革のメッカ姫路でなめされています。
その製法は世界でも珍しい、日本のピット槽なめしによって、職人が通常の5倍以上の手間と時間をかけて作った、堅牢な植物タンニンの革となります。さらに、染料の桶に革を漬ける「水染め」をしているため、芯まで染まって通常の革とは異なる「呼吸する」革に!
これは、革の老化やヒビ゙割れの原因であるカビを防止してくれる効果があるそうですよ。
そして、手間暇かかったその革を断裁し、すべて姫路でひとつひとつ職人さんによって手作業で折りあげていきます。
仕上げに使われるボルト&ナットは新幹線や車両、スカイツリーなどにも使われている東大阪にある会社の「絶対に緩まないナット」を使用。
細部にまで高品質と国産にこだり、幾人もの職人さんの手を経て、仕上がったのが「所作」です。
色・質感・型もとっても豊富。用途にあわせて
カラーや質感、型がとっても豊富なのも、魅力のひとつ。
ビジネスでも使える王道であり不動な人気のブラックといった定番商品から、箔やパンチングレザーを使った限定ものまで様々です。
このページトップでイメージとして使用している所作は、「雲母(きらら)」という名前のシリーズ。「雲母」という鉱物を顔料と混ぜて光沢を持たせ、装飾に用いています。本当にきらきらしていてなんだか小宇宙のようです。
とにかくバリエーションが豊富です。
色・素材・型の種類でいえば、その数約1000種!
シチュエーションにあわせて、きちっと仕事モードの日から、はじけちゃいたい遊びモードの日まで、使い分けも可能です。
通常商品は右利きの方が開け閉めしやすいように作られていますが、オーダーで左利き用にカスタマイズすることもでき、名入れのなどのオプションも可能な場合があるそうです。
実はお子様にも。所作のこんな使いかた
公式ページはブラックで統一され、クールな印象の「No, No, yes !」さんですが、実は小さなおこさまにもおすすめ。
通常は「カードケース」として使われるこちらのサイズですが、おもちゃのお金を入れて遊ぶのにぴったり(おもちゃのお金のサイズは規格がいろいろなので確認してください)!
小さな子どもたちは、大人が使っているものにいつも興味津々です。
大人が使っているお財布をそのまま縮小したようはその風貌にテンションUP!
大人仕様のしっかりレザーだから、一生の贈り物に。もちろん大きくなったら、カードケースとして使えます。
クラッチ型の所作を母子手帳ケースに使うこともできますよ。
あなた色の所作を探しに
所作は全国各地のセレクトショップなどで取扱がありますが、姫路では2016年3月から城巽(じょうそん)通り商店街にある男性オーナーの「CLOTH+CROSS 本店」さんで実際に手にとることができるようになりました。
丹波では女性オーナーの「アンティーク&セレクトショップ三光堂」さんで取り扱いも。
こちらの三光堂さんには、丹波で仕留められた猪の皮を姫路で丁寧になめし折られた、オリジナルのスペシャル所作もあるそうです。
シンプルな所作なので、ショップの佇まいによって随分違った印象で見えるのもおもしろいところですね。
公式サイトのオンラインショップではたくさんの所作から選ぶことができます。
ベーシックな所作: https://www.nonoyes.co.jp/product-category/shosa-ja/
限定もの所作: http://www.shosa.tokyo/
新しい季節に新しい財布で、気分も一新!
貴方色の所作をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか。
No, No, Yes!
公式ページ:https://www.nonoyes.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/nonoyes.leather/
Twitter: https://twitter.com/NoNoYes_Tokyo
写真提供:No, No, Yes!
写真撮影・文章:OTETEお手伝い
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更新 2016/07/16