毎週、てくてくひめじ界隈で得意な分野を持つ方々にコラムを書いていただくコーナー「かきくけコラム」。
「アルデナイデ農園」、「トマト部」といろいろな活動をされているよこはたほくとさんによる、写真と徒然なのんびりコラム、どうぞお楽しみください。
「しんせいかつ。」
「小学5年生の子供にわかる言葉で説明してほしい」
昔、ドラマで、木村拓哉さんが言っていました。
当時、そのドラマを、『キムタク、かっけーなぁ』と思いながら見ていました。でも、そのセリフは、いつもと違う胸を、ズキュンと、うち抜いていきました。
歳を重ねたり、仕事の経験が長くなったり、親になったり、部活の先輩になったり。
そんななかで、知らない間に、ものすごく高度な専門用語や、ものすごく難しい言葉で話をしていることってありませんか?
ぼくは、とても多いです。
自分は、どこまでその難しい言葉や会話の内容を理解できてるんやろう。
いわんや、それを小学5年生の子供や素人に、どう伝えるんやろう。
と、時々、自分の言葉にハッとなることがあります。
いかんせん、難しい言葉や会話が必要な時は、あります。
意味がわからない場面においても、意味を理解しようと努めたり、学んでいくことも大事だと思います。
長々と意味を説明しなくても、カタカナ語を使うと、短々と伝わるという利点があったりもします。
さりとて、そのような言葉は、必要なのかと問われたら…。
言わずもがな、今回のコラム文のなかにある、個人的に微妙な感じで、微妙な響きの良さだけでつないだ、難しい言葉を使う必要はないと思います。
なにゆえ、今回、このようなテーマのコラムにしたのか。
新しい風ふく春を、どのような言葉で、むかえるか。
新小学5年生は、新小学1年生をどのようにむかえてあげるか。
初心忘るべからず。
と、木村拓哉さんに言われてるような気がしたからです。
的に、真面目な文章を綴ってみたけど、新生活をむかえるみなさま、ちょっと早いけど、おめでとうございます、ということを伝えたかっただけの、心はいつまでも小学5年生で、キムタクはいつまでもかっこいい、第五回目のコラム、おわり。
文責:よこはたほくと
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