毎週、てくてくひめじ界隈で得意な分野を持つ方々にコラムを書いていただくコーナー「かきくけコラム」。
1年に何度かある「第5週目」の水曜日にだけそっとていねいにつづられる、宮下ひろみさんの本についてのコラム「五週目のほんばこ」の12回目です。
12個めのほんばこ|『どろだんご』たなかよしゆき・ぶん、のさかゆうさく・え(福音館書店)
みなさん、こんにちは。
今回ご紹介する本は
「どろだんご」
たなかよしゆき・ぶん
のさかゆうさく・え
福音館書店
です。
暖かくなってきた数日前、娘と近所の子どもたちと一緒に泥だんご遊びをしました。
今までも砂遊びは好きでよくしていましたが、水を混ぜるだけでこんなにみんなのテンションが上がるのか!?とびっくりするほど、大盛り上がりになりました。
初めは2人で作っていた泥だんご、
「光るのはどうやって作るんだっけ?」と聞いたところ、
「俺、動画で見たことあるで!布でこするんや」
「私は前に本で見たよー」と
小学生のお兄ちゃんとお姉ちゃんが加わって、「あれー?うまくいかへんなぁ?」
小さい子たちは泥だらけになった手を嬉しそうに見せてくれるし、小学生たちは「こんなんできたで!」と力作を見せにきてくれたり、泥おばけになる子も。面白かったなぁ。
結局、だんごを固めるのに精一杯で光らせることはできなかったけれど、また次回チャレンジしたいです。
ひびの入った泥だんごの修復方法、絵本を見てわかりました。
大きいのも小さいのも、ピカピカのもでこぼこのも、みんなの楽しい泥だんご。転がしたり、落としたり、いろんな遊び方が載ってます。
文:宮下ひろみ